レシピ
2024.10.24

細かい模様の織り方

基本の織り方では、ポケおりに10本のタテ糸をかけます。
今回は、タテ糸のかけ方を工夫して倍の20本をかけることで、基本の織り方では難しい細かい柄を表現してみました。

※ポケおりを使って、基本の織り方で何度か織ったことがある方にオススメします。
※今回ご紹介するのは1つの方法です。タテ糸を複数本かける方法は他にもあるので、自分に合った方やり方を探してみてくださいね。

使用したのは あそび糸 タテ糸セット です。
細かい模様を織る場合は、細くて装飾の少ない糸が向いています。

タテ糸のかけ方(20本)

①② まずは、左端の溝と2つめの溝にタテ糸をかけます。
③  そのまま左端の溝の1本目のタテ糸の右側に沿わせるように、2本目のタテ糸をかけます。

④ 2つ目の溝にかかっているタテ糸の右側に沿うように、タテ糸をかけます。
⑤⑥ 3つ目と4つ目の溝にタテ糸をかけます。

以下右端まで同じように繰り返すと、タテ糸を20本かけることができました。

ヨコ糸を通す

ヨコ糸を通していきます。(詳しいやり方は「ヨコ糸の通し方」を参考にしてください)
最初の段と最後の段は、タテ糸1本に対してヨコ糸1本で糸を通すのがオススメです。
(最後の糸始末の時にタテ糸が抜けてしまう場合があるため。)

糸同士の密度が詰まっているので、くしを使う時に無理な力をかけると、歯が折れてしまう場合があります。様子を見ながら、そっと糸をおろすようにしてください。

ヨコ糸の本数と、タテ糸のすくい方を変えることで、色々な模様を織ることができます。

タテ糸を外してしまつする

タテ糸のしまつのも、基本の方法と同じです。(タテ糸のしまつの仕方をご覧ください)

溝の周りをぐるっと回るようにかけていることで、タテ糸を引っ張る順番が前後する場所があります。
1本ずつ軽く引っ張ってみて確認しながら、しまつをするようにしてください。

溝をあけた状態でタテ糸をセットし、別の色をセットすることで2色以上のタテ糸をかけることもできます。工夫次第で色々な模様が織れるので、試してみてくださいね。

色々な模様の織り方については、またご紹介したいと思います。お楽しみに♪